2025年10月21日 - ショパン国際ピアノコンクールについての続報

HibikiのCIO清水です。私どもの主要投資先の河合楽器製作所(「KAWAI」)について10月12日に、現在開催中の第19回ショパン国際ピアノコンクールでの活躍について簡単なコメントをさせていただきましたがその続報となります。

昨日最終決勝ラウンドの演奏と審査が終わり、日本時間の10月21日に以下のように最終の順位が発表されました。厳しい戦いを勝ち残り1位となったEric Luさん、そして最後まで乗り切ったコンテスタントの皆さまと各社ピアノ調律師の皆さまにおかれましては本当にお疲れ様でした、そしておめでとうございます、と心から申し上げたく存じます。特に最終ラウンドに残った人は全員、既に素晴らしい技術と個性を持たれた一流の音楽家であり、今後の益々のご活躍が楽しみです。

(出所:各種インターネット媒体よりHibiki集計)

私どもの投資先のKAWAIのShigeru Kawai選択は前回2021年の第18回に続き、最終ラウンドに3名のコンテスタントが残りましたが、その全員が6位入賞となりました。尚、6位入賞者は上記の通り8名ですが、ピアノメーカー別では、Steinway & Sons 3名、Shigeru Kawai 3名、Fazioli 2名となっており、KAWAIは世界トップメーカーにそん色なく肩を並べる結果となっています。

前回ご報告の通り、最初の第一ラウンドでのコンテスタントのShigeru Kawai選択率が第18回の7%に比べ全体の25%と大幅にアップし、最終入賞者においても3名÷8名=37.5%と全過程を通じて堂々たる存在感を残されました。この世界最高峰と言われるピアノコンクールでの素晴らしい結果はKAWAIにとっても認知度及びブランド価値に大きなプラスになること必至であると感じております。KAWAIらしい暖かいサウンドの愚直な追求は引き続き継続深化いただきつつも、今後のマーケティング活動にこの波を十分に活用いただき、世界にKAWAIピアノファンを増やしていただけることを期待しております。


尚、本投稿は特定の有価証券の申込の勧誘若しくは売買の推奨または投資、法務、税務、会計などの助言を行うものではありません。


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