2022年6月17日 ー 日本高純度化学株式会社 株主総会について

渡辺会長に大変真摯にご回答いただきましたが、①については、頑張っているけれどもまだまだ顧客サイドのプロトコル等の問題で時間がかかりそう、②については、現在新しいRDD2030計画の元色々考えているが、成長投資なども必要になるのでバランスして考えたい、公表までにどうかお時間をいただきたい、ということでありました。

この回答には、一株主の主観的な感想として、大変残念な気持ちが強いです。利益成長を実現出来ていないとはいえ、一株純資産が大きく伸びている現状、株価がそれについていっていないその根本的な責任は、経営者にあると考えています。企業経営者と株主は、端的には「持ちつ・持たれつ」の関係性が大切であると私どもは考えております。利益成長に投資や時間がかかる場合は、その間、株主にじっくりと我慢してもらう「何か」がないと株主は離れていきます。私どもは2017年の購入以来、JCU、上村工業といった、メッキや化学品ニッチ優良他社が業績を大きく伸ばし、株価も大きく上昇する中、献身的に当社を応援して参りました。尚、下図は、2019年1月からの相対株価の推移ですが、白線の当社は、配当込みで4年半の実績で15.8%リターンですが、JCUは165%、メックは137%、上村工業は75%となっております。これは、悲しいですが、僅差ではなく大差と言える実績でしょう。資本市場からそっぽを向かれてしまっているのが当社です。残念ながら、利益も、配当も伸びずに市場から着目されることは困難です。せめて貯金箱(自己資本)に資金が増えているのれあれば配当はそれに応じて増やすべきであったと弊社では考えています。尚、同様に今回出席した、イハラサイエンス社の株主総会は大変素晴らしい印象でした。

(出所:ブルームバーグ)

尚、当社の現在の時価総額はおよそ145億円ですが、バランスシートには有利子負債はなく、現金と投資有価証券が合計123億円あります。つまり差し引いたネットの時価総額は22億円となります。純利益が10億円程の会社の事業評価が22億円です!ROICも高く、技術も将来性もあると目される素晴らしい会社がこの程度の評価であることの主因は「PL発想の資本政策」にある、と私どもは考えています。7月末に資本政策を含めて、RDD2030の詳細が公表される模様ですが、その内容に会社の未来を株主と分かち合い、共に歩んでいくという覚悟が、経営陣の信念を伴って表現されることを切に願っております。

尚、本投稿は、特定の有価証券の取得の申込みの勧誘若しくは売買の推奨又は投資、法務、税務、会計その他いかなる事項に関する助言を行うものではありません。

投資先紹介:日本高純度化学 (4973)

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