Hibikiの清水です。本日は私にしては珍しく、軽い投稿です。先日、MSNのWebニュースにて日刊スポーツ紙に掲載された以下の新入社員に係る記事を拝見しました。
色々な意味でショッキングなニュースです。現在は過去最高の「売り手市場」と言われ、就活生にとって非常に有利であり、会社はその将来を担う若手を必死に獲得しようとしている中、既にこのような事態が起こっています。残念ですが、これもやはり「時代である」とも言えます。この記事を見て、私が以前投稿した2018年の以下(リンク)の文章を思い出しました。
24時間、チャット等で友人や家族と繋がれる時代、人々は会社に入ったからといって、新しい「帰属している感覚」を求めなくなっています。しかし、その会社は存続可能性を高めるために「帰属する」人財が必要である、という悲しいミスマッチは今後構造的に深刻化していくと思います。
その中で大事なことは何でしょうか。
それは、まさに、会社として人を惹きつけるための、極めてアナログ的、そして人間的な、ある意味言葉に非常にしにくい、感覚的なことでしょう。それを、私は7年前に「顔」と表現していたことをこの記事を見て思い出しました。会社の「顔」の中心に位置する人は「代表取締役社長」であると思います。
さて、あなたはいい顔してますか?周りの人々はいい顔してますか?日々進歩していることを実感できますか?株主、取引先、社会に自身の行動が役立っていると実感できますか?そもそも会社とは何ですか?一緒に働くということは何を意味しますか?誰のために働くのですか?そして、株主価値とは何ですか?
軽薄短小化が激烈に進むタイパ時代、個人、そして会社のライフサイクルをよく理解し、それでいて胡坐をかかずに果敢に未来志向で居続けることが出来る会社、そしてそういう会社の従業員こそが良い「顔」をしていると思います。結果的に企業価値を増やし、日本の未来を担う会社はそういった会社なのではないかな、と感じる次第です(清水)。
なお、本投稿は、特定の有価証券の取得の申込みの勧誘若しくは売買の推奨又は投資、法務、税務、会計その他いかなる事項に関する助言を行うものではありません。