ひびき・パース・アドバイザーズ(以下、「私ども」)は、2025年10月21日、東京証券取引所(以下、「東証」)「グロース市場の上場維持基準の見直し等について」に係るパブリック・コメントを提出しました。提出した文面は以下の通りです。
尚、本コメントは、グロース市場の上場維持基準が「上場10年経過後 時価総額40億円以上」から「上場5年経過後 時価総額100億円以上」へと見直される方針であることに伴うものとなります。

私どもは、「同意なき買収」時代における上場の意義を中心に繰り返し述べてきている通り、自社の株価評価を高くし、比較優位性を確保することで市場を味方につけ、M&A や資金調達においてダイナミックな成長戦略を実現してこそ上場の意義があるものと捉えています。
その点、特にダイナミックな成長戦略を描き、実行していくはずのグロース市場上場企業がそのメリットを享受することを積極的に行おうとせず、投資家からも注目されないという負のスパイラルに陥っていることも多いのではないかと感じることがこれまで多々ありました。そのような問題に東証自らが切り込んでいく姿勢を見せていただいている最中であり、その姿勢を応援したいと考え本パブリック・コメントを提出するに至りました。
昨今、東証を中心として進められている資本市場改革が、全ての発行体企業の企業価値向上と国富の増大につながることを願っております。同時に、私どもとしても(グロース市場上場企業に限定せず)投資先企業を中心とした各社に上場の意義について今一度立ち止まって考えていただく機会を提供してまいります(清水、松元)。
尚、本投稿は特定の有価証券の申込の勧誘若しくは売買の推奨または投資、法務、税務、会計などの助言を行うものではありません。

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