決算コメント:ライフネット生命(7157)

私たちの主要投資先の一社であるライフネット生命(7157、以下「同社」)が決算を発表しました。

同社はインターネット専業による生命保険会社として2006年に設立され、以降、草分けとして業界をリードしてきました。コロナ禍で2020年以降、新規保険契約が急激に伸び株価も上昇しましたが、その後新規契約の前年比の伸び率が鈍化したことで株価低迷し、2021年には43%下落、2022年は4月末まででさらに42%下落と、私どもが重視する指標である一株EEVに対して株価が大きくディスカウントとなりP/EEVが0.3x台となっています。

私どもは同社に対して度重なるエンゲージメントを行っており、4月22日には公開の提言書も送付しておりますが、今回の説明会資料の開示にて、同社経営陣がIFRSの任意適用を目指す踏み込んだ発表があったことを評価しております。保有契約から生じるリカーリングレベニューとその価値をさらに強く打ち出し、加えてプラットフォームやホワイトレーベルなど新規事業の今後の道筋をかみ砕き開示し始めている点は、新規契約の成長及び、J-GAAP会計基準で依然赤字である点ばかりに目が行ってしまっている、現在の投資家の同社に対する見方に大きく変化を与える起爆剤になるものと考えております。

今後は、提言書に記載した通り、EEV 2,000億円という目標値のみならず、企業価値最大化へのさらなる強いコミットメントを打ち出していただけることを同経営陣に期待しております。(清水)

尚、当コメントは、特定の有価証券の取得の申込みの勧誘若しくは売買の推奨又は投資、法務、税務、会計その他いかなる事項に関する助言を行うものではありません。

決算説明資料:2021年度 決算説明資料
エンゲージメント:2022年4月22日 送付書簡

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