2022年4月11日 ー 株式会社マルゼン 決算コメント


ひびきの木村です。私たちの投資先の一社であるマルゼン(5982、以下「当社」)が4/8(金)に、2022年2月期の通期決算発表、さらに配当方針の変更による大幅増配を発表しました。

新たに配当性向30%を目安とすることを決め、期末配当予想1株15円(21年末実績も15円)から35円と2倍以上の増配は、株主や株価への当社の意識が高まっていることの表れだと考えます。

また今回初めて、英文での決算短信を開示されており、スタンダード市場上場企業の多くが英文開示を行っていない中、この当社の取り組みは海外投資家からの認知度を更に高めるための重要な一歩となると考えており、今後プライム市場への上場を見据えた取り組みなのではないかと思われます。

ひびきは、これまで複数回に亘り当社と企業価値顕在化のための対話を重ねてきており、その中で配当方針として純資産配当率(DOE)を設定することや増配の提案をして参りました。この度、当社が上場会社として、資本市場と真摯に向き合い、企業価値評価改善のための施策を実施されたことに感謝いたします。

一方で、ひびきは当社の株価評価は依然としてその企業価値に比べて大きく低い状況だと考えており、引き続き長期継続保有し、今後も当社と対話を継続して実施し、企業価値を顕在化させるための方策を提案していくつもりです。

尚、本投稿は、特定の有価証券の取得の申込みの勧誘若しくは売買の推奨又は投資、法務、税務、会計その他いかなる事項に関する助言を行うものではありません。

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