ひびきの清水です。実は今後ご紹介する予定の私たちの主要投資先であるイハラサイエンス(5999)が先日5月28日、証券、銀行及び機関投資家向けのZoom決算説明会を開催しました。
21年3月期は建設機械、工作機械市場の需要減少により大変な年ではありましたが、売上高は前年度比-4.2%、営業利益は-0.9%と、減収減益幅を最小限に抑えました。
特筆すべき点は、固定費を約2.5億円削減したことで、販管費率をわずか11.8%と過去最も低い水準へと改善されたことです。
リーマンショックの際の教訓を活かし、不測の事態への対応策やコストコントロールへの意識を常に持っていた当社だからこそ、成しえた実績だと考えています。
今期予想も素晴らしく、上記の固定費削減による限界利益率の改善効果も要因として、売上高170億円(YoY+17.9%)、営業利益34億円(YoY+29.8%、営業利益率20%)と過去最高の営業利益の計上を計画されています。これまで少しずつ拡大してきたイハラの中国、米国市場への展開が、今後はもっと加速していく片鱗も感じられる数字かと思います。引き続きイハラサイエンスのさらなる成長を楽しみに応援させていただきます!